会場選定うらばなし
1月の私の教室の発表会での演奏が終わり、お疲れ様会をしたときに、第二回目の話が出ました。
それ以前、12月の第一回コンサートのあとから、「次はいつですか」という質問を時々、受けることがあり、どのような形にするか、時期はいつか、ということをうっすらと考えていました。
私たちのユニットはピアノが入っているため、会場選定の条件が「ピアノが設置してある会場」なのです。第一回で使用した「フィオリーレ」はとても好きな場所なのですが、次はあえて、違う場所でやるのもいいかもしれないな、と思ったんです。
私はピアノ弾きの性分で、ピアノが置いてあるお店やスタジオなどの写真をネットで見たり、チラシや雑誌を見るととても気になるのです。
ピアノの先生としても、可愛い生徒ちゃんたちにこんなところで演奏して欲しいと思って常に場所を探しているため、半ば職業病のようなものでした。
そんな矢先に、全然関係ない検索結果から「百花百草」を見つけました。
HPの写真を見て、とても気になりました。
最初に、どんなところか見てみたいと思って、2人で「百花百草」を訪れたのが2月でした。お天気がよく、冬の花が花壇に咲いていました。採光がよい小スペース。
その場所に足を踏み入れた途端、私の頭の中がスパークしました。電光石火みたいに、その場所で演奏する曲が浮かんできたんです。
「ここで、やってみたい」
その思いは、相方らびちゃん(佐藤さん)も同じでした。
会場の予約に行った4月のはじめ。
花壇には、咲き乱れるチューリップ。予約状況をお尋ねしたら、私たちが第三候補にしていた日程が偶然、空いていました。
これはもう、引き寄せの力としか言えない、と、体が震えました。
この写真は、そのときのもの。
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